流す際の飛沫がトイレを感染源に変える。

汚れたトイレが「ウイルスや細菌の溜まり場」になる理由ですが、答えは単純明快「感染者の排泄物にはウイルスや細菌が含まれており、トイレを流すと飛沫と共に拡散するから」です。（代表的なものに、ノロウイルスがあります。） 

感染者は、マスクの着用や手洗いの徹底など、自らがウイルスや細菌を拡散しないために出来る限りの対策をしていると思います。 

しかし、どうしても対策が難しい事があります。それは「排泄物への対処」です。 

咳やくしゃみの場合はマスクや腕で受け止める等、対処方法は存在します。 
しかし、さすがに排泄物を受け止めるわけにはいきません。当然、トイレに対してそのまま排出されます。 用を足した後は皆さん、必ずトイレを流すと思いますが、その際に目には見えない小さな飛沫が発生します。その飛沫が空気中を漂ったり、トイレの壁や床等に付着したりします。 

感染者の排泄物を流す場合、発生する飛沫内にもウイルスや細菌が含まれますので、結果としてトイレ周りが二次感染源になってしまうのです。 

残念ながら、トイレのふたをするだけでは飛沫を押さえ込めない。

感染者が用を足した後にトイレを流すと発生する「ウイルスや細菌を含んだ見えない飛沫」ですが、ふたをせずに流した場合には約1.5mも舞い上がるという研究結果も存在します。 

目に見えないため、拡散後に付着箇所を探し当て、清掃・消毒する事は困難です。掃除・消毒をするならば、常にトイレ全体が対象になってしまいます。 

清掃・消毒という事後対応が困難なのであれば、事前に「飛沫拡散を防ぐ」対策をしたくなりますが、よく耳にする「ふたをしてから流す」事で、その飛沫拡散を防ぐ事はできるのでしょうか。 

残念ながら、答えはNOです。ふたをしてからトイレを流した場合、ある程度の飛沫拡散を防ぐ事はできます。しかし残念ながら、完全に抑え込むまでには至りません。
どうしても隙間から漏れ出してしまいます。人間に例えると、ちょうどマスクの隙間から呼気と共にウイルスや細菌が漏れ出してしまうのと似ていますね。そもそも、便器のふたの主目的は「落下物防止」「意匠性」「断熱性」であり、ウイルスや細菌の拡散防止ではありません。もちろんふたをしてから流す事で、ある程度の飛沫拡散防止にはなりますので、全く無意味とは言えません。しかし、ふたをしていてもいなくても、トイレを流す度に飛沫拡散してしまう事には変わりないのです。

事前の抗菌・抗ウイルスコートがおすすめ！

流す度に拡散してしまい、目に見えないために事後対応も困難なトイレの飛沫ですが、諦めて放置などはしたくないですよね。 

もちろん、常にトイレ全体をこまめに清掃・除菌し続けるという手段もあります。
しかし、個人宅ならいざ知らず、広さのある公共施設やオフィスのトイレとなれば、その為の人材確保などのコスト面だけでも難易度は跳ね上がります。このような事後の対応が難しいのであれば、事前の抗菌・抗ウイルスコートがおすすめ！ キノシールドなら、トイレ内の壁や床はもちろん、ドアや水栓レバー等、手に触れる可能性のある様々な場所を抗菌・抗ウイルスコートが可能です。コロナ禍を経て、人が触れる場所のこまめな清掃や除菌作業の意識は高まっています。しかし、以外と見落とされがちな場所がトイレです。目に見えない飛沫が飛び交うトイレは、感染経路として決して軽視できません。
是非、キノシールドで事前の抗菌・抗ウイルスコートをして、トイレを安心して過ごせる空間に変えてみませんか？